高速砲火とは、ユニットの攻撃速度を上昇させる強化部品です。ユニットの攻撃速度により、自分or相手のどちらが先に攻撃するか位が決まります。
敵よりも先に攻撃することで、敵ユニットを削り、受けるダメージを減少させることができ、戦闘を優位に進めることができます。
戦闘では『ユニットの攻撃速度+〇〇〇%』が非常に重要 |
以下、攻撃速度からみた戦闘における自分の9マスの部隊と敵の9マスの部隊がどのような順番で攻撃を行うのかを、様々なシチュエーションで説明していきたいと思います。
自分の攻撃速度>敵の攻撃速度
(自分の高速砲火のレベルなどが高い場合)
まずは、高速砲火に1レベルでも差がある場合です。
例:自分がLv.10(+300%)、敵がLv.9(+250%)
この場合、自分の高速砲火のレベルが上回っていることで、自分ユニット(9マス)が順番に攻撃を行います。
その後、敵側の全ユニット(9マス)が攻撃を行います。敵側の攻撃が終われば再び自分の部隊の攻撃に切り替わります。
攻撃順は
①→②→③→④→⑤→⑥→⑦→⑧→⑨→①→②→③→④→⑤→⑥→⑦→⑧→⑨
となります(自分が9マス攻撃した後、敵側が9マス攻撃)。
攻撃速度は『1%でも』相手を上回っていると、先手を取ることができ、敵の攻撃前に敵ユニットを削ることができます。
敵側は削られた部隊で攻撃することになるので、自分側のダメージを抑え、戦闘を優位に進めることができます。
自分の攻撃速度=敵の攻撃速度
(高速砲火のレベルなどが同じ場合)
次に、高速砲火のレベルが同じ場合です。
例:自分がLv.10(+300%)、敵がLv.10(+300%)
高速砲火のレベルが相手と同レベルの場合は、攻撃順において進攻側が優先されます。
攻撃順は
①→①→②→②→③→③→④→④→⑤→⑤→⑥→⑥→⑦→⑦→⑧→⑧→⑨→⑨
となります(進攻側の自分が1マス攻撃した後、敵側が1マス攻撃。以降交互に攻撃)。
進攻側が先手を取ることができるので、戦闘を優位に進めることができますが、戦力差が大きい場合などでは、こちらの先制で相手をほとんど削ることができず、敗戦してしまうこともあります。
自分の攻撃速度<敵の攻撃速度
(自分の高速砲火のレベルなどが低い場合)
次に、自分の高速砲火のレベルが低い場合です。
例:自分がLv.9(+250%)、敵がLv.10(+300%)
この場合、敵の高速砲火のレベルが上回っていることで、敵ユニット(9マス)が順番に攻撃を行います。
その後、自分の全ユニット(9マス)が攻撃を行います。自分側の攻撃が終われば再び敵部隊の攻撃に切り替わります
攻撃順は
①→②→③→④→⑤→⑥→⑦→⑧→⑨→①→②→③→④→⑤→⑥→⑦→⑧→⑨
となります(敵が9マス攻撃した後、自分側が9マス攻撃)。
攻撃速度が『1%でも』相手より下回っていると、敵に攻撃されユニットを削られた状態で反撃することになります。
削られた部隊での攻撃では、大きな戦力差がないと戦闘に勝つことはできません。
混合兵種部隊で高速砲火のレベルが違う場合
次に、陸軍・海軍・空軍の部隊を同時編成した場合です。
例:自分の陸軍:Lv.9(+250%)、海軍:Lv.10(+300%)、空軍:Lv.8(+200%)
この場合、海軍→陸軍→空軍の順番で攻撃を行うこととなります。敵側が高速放火Lv.10の場合、敵側の攻撃(9マス)の攻撃後に自分の陸軍と空軍が攻撃することになります。
強化部品「高速放火」は陸軍・海軍・空軍ごとに装備をする必要がありますが、高速放火レベルが劣る場合、戦闘での勝利は非常に厳しいものとなります。仮にLv.9を3つ作った段階で陸軍・海軍・空軍でそれぞれにLv.9を装備させるよりもLv.10を作り1兵種だけでも戦闘を優位に進める編成にした方が良いと考えられます。
一方、ゲームを進めていく中でLv.10が複数個作成できるようになると、複数の兵種を育成しても戦闘を行えるようになっていきます。
弱体化施設の範囲内で戦闘が発生した場合
味方のメカニックが建設した弱体化施設の効果範囲内で戦闘が行われた場合、進攻してきた相手の攻撃速度は減少します。
(攻撃速度減少効果は施設レベル3以上から)
弱体化施設の攻撃速度減少効果が発揮される条件は、
① 戦闘が発生した場所が弱体化施設の範囲内
②弱体化施設が同じ連盟のメンバーのもの(越境首都戦を除く)
③防衛時
と、なります。
※詳しい弱体化施設の仕様については → コチラ
強化部品の「高速放火」のレベルが同じプレーヤーの敵から、自連盟の弱体化施設(レベル3以上)の範囲内で攻撃を受けた場合(防衛した場合)、敵側は弱体化施設の「攻撃速度▲〇〇%」の影響を受け、ユニット攻撃速度が減少します。結果、攻撃速度は自分側の方が相対的に高くなることから、自分側が9マス攻撃した後、相手側の攻撃(9マス)となります。
弱体化施設の攻撃速度減少効果は、普段なら進攻側に優位をとられてしまう防衛時において、大きな効力を発揮します。 |
相手側に弱体化施設がある場合は、むやみな攻撃を控え、施設の範囲を確認し、攻撃速度減少効果が付与されていない弱体化施設を一つづつ破壊しながら相手有利の状況を崩していくことが重要になります。
重装騎兵のサブチップの効果
重装騎兵の実装以前は、「攻撃速度=強化部品の高速砲火Lv.=攻撃順を左右する」でしたが、重装騎兵実装により、重装騎兵に特定のサブチップを装備させ編成することで「重装攻撃速度=重装騎兵の攻撃速度上昇」を強化することができるようになりました。
※兵種(陸軍・海軍・空軍)全体に影響がある強化部品に加えて、重装騎兵単体のみの攻撃速度を上昇させることで、強化部品同格でも、重装騎兵が先制攻撃を行うことができるようになりました。 |
高速砲火のレベルが同じ場合で、重装攻撃速度のサブチップを装備した重装騎兵を編成した場合。
例:自分がLv.10(+300%)で重装攻撃速度+3.01%の重装騎兵を編成し、敵がLv.10(+300%)で重装騎兵編成なしor重装攻撃速度サブチップなし
攻撃順は
⑤→①→①→②→②→③→③→④→④→⑤→⑥→⑥→⑦→⑦→⑧→⑧→⑨→⑨
となります。サブチップの効果により、重装騎兵は攻撃速度303.01%となり、戦闘中の全ユニット中最も高い攻撃速度となることから、⑤に配置されていながらも一番始めに攻撃を行い、その後進攻側である自分側の①が攻撃することとなります。
・途中、敵側が「④→⑤」となることに要注意。
・中列配置などにより、中列部隊のみ発動するスキルなども初手で発動させることができます。
・防衛時でも、編成する重装騎兵の攻撃速度が一番高い場合は、重装騎兵が一番初めに攻撃を行います。
※重装騎兵の編成についての参考 → こちら(作成中)
さいごに
これまでの解説のとおり、戦闘において攻撃速度は非常に重要となります。すべてのプレイヤーは、強化部品の「高速放火」レベルを他のプレイヤーよりも早く上げることが、重要となります。
強化部品の「高速砲火」のレベルは10が上限なので、無課金のプレイヤーもVIPが高いプレイヤーも強化部品レベルさえ上げてしまえば、高速放火攻撃速度の面においては横並びとなります。
このページで、攻撃速度の重要性と攻撃順をしっかりと確認して部隊編成に役立ててください。
また、弱体化施設や、重装騎兵の活用についても理解を深めることで、強いプレイヤーにも一矢報いるチャンスがあるかもしれません。攻撃の優先順位を理解してトップウォーを楽しみましょう!
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